私たちのワクワクは生まれつきのもの

 


 人にとって最高の責任感とは、自分自身に正直になり、自分の心からの願いやニーズに忠実になることです。そうするこ とで、自分自身にとってもまわりの人間にとっても、ずっと魅力的な人間になれます。そうした生き方をしている人はバイタリ ティーにあふれながらも、心がゆったりと落ち着いて集中力があります。気力や体力が不自然に失われることがありません。 自分のニーズを満たしている人は、家族や社会のために、より多くの貢献をすることができるのです。

 生まれながらのワクワクを追求することこそ、もっとも責任ある生き方であり、人間として一番大切な行為なのです。

 自信が生まれ、心身ともにくつろぎ、劣等感にさいなまれることもなくなります。人生に対する深い満足感が生まれるので す。それは、自分という人間を十分知って生かしているという自覚に根ざしています。こうした生き方をしている人からは喜 びがにじみ出てくるので、家庭でも職場でもプライベートな面でもやりたいことがスムーズにすすみ、まわりの人間にもよい影 響を与える結果になります。

 責任感に関する誤解は、私たちの社会の中で一番根強い誤解です。人々は数多くの言い訳をつくり、自分の人生が 悲惨なのは仕方がないと言い聞かせます。生き方を変えることはしないで、自己を正当化する高い壁を築き、その中に自 分のワクワクを閉じ込めています。そのくせ、どうして自分はこんなに人生に疲れているのかと悩むのです。

 もっとも責任のある生き方は、自分が大好きなことを見つけ、それだけを追求することです。なぜなら自分の心を燃え立 たせる行為は、心の奥深くにある魂の望みだからです。生まれながらのワクワクをはぐくみ育てるのが、大切であり、責任の 最高の形です。自分が夢中になれることをしていると、奇跡的な力がよびさませれてきます。この奇跡の力を生かすことが もっとも責任のある生き方なのです。

 私たちのワクワクは生まれつきのもので、それには存在意義があります。

 自分のワクワクに気付き、それを充分に生活の中で生かしきり、最終的にはそれを使って社会や人類に貢献すること。 それがこの世に生を受けたあなたの存在意義なのです。

 自分にとって自然な方向に進んでいないときに、はじめてヤル気が必要になります。それも持続しませんし、たいして効 果がありません。外からヤル気を植えつけようとしてもめったに長続きしませんが、内側から起こったヤル気は持続し、実行 力があります。

 心から夢中になれるものがあると、人はそれを無心に追い求めます。そのワクワクをまわりの人間も認めてくれ、励まされる と、ワクワクに自己推進力がつき、勝手にどんどん前進していきます。内からわき起こる情熱がその人の人生をぐいぐい引 張って、自動操縦を始めるのです。

 心からワクワクするものがあると、人はそれをしたいと願い、単純に、するのが楽しいと感じます。人生が前向きになり、心 が満たされます。自分を叱ったり励ましたりする必要がありません。ワクワクがあなたを先へ先へと引張ってくれます。

 ワクワクというのは努力して発見するものではありません。それは生まれつき備わったものです。あなたという人間をあなたら しくしている要素であり、自分の中にあっていつでも発見できるものです。

 『ソース』 マイク・マクマナス 1999年 ヒューイ陽子訳


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