
コーチングのスキルでゴールを2倍に設定する等クライアントの目標達成を早めるための技法があります。
これらの技法自体有効ですが、使う側のコーチが「有効な技法だから」と安請け合いして全てのクライアントに使うには
問題があります。
コーチは、クライアントにとってその目標設定がクリア可能か?見極めてから、目標を設定する必要があります。何故なら
クライアントが目標を達成できなかった時に挫折感を味わうからです。
一人一人の体型に合わせて洋服を作るテーラーメイドと同じように、コーチングもクライアントそれぞれに合わせた技法を
使い分けて行う必要があります。誰にでもうまく行く方法はありません。なぜなら目標や考え方、その時の心の状態も個々
に違うからです。
有効なコーチング技法でも、使われるクライアントにとって合わない技法であれば、使ってはいけません。使うべき技法を
判断して、クライアントの”今の心の状態”を見ることが大切です。心の状態がプラスに向いているのか、マイナスに向いてい
るのか見極めること無しに、コーチングの技法を押し付けられてはクライアントがたまったものではありません。その見極めに
はコーチのカウンセリング力が問われます。
コーチングはテーラーメイドと言いながら、「コーチングは未来志向、革新的、前向きなイメージ」、「カウンセリングは過去
思考、保守的、古いというイメージ」と、さもコーチングだけがよい手法のように教えているものもあります。これは矛盾してい
ます。
コーチングをテーラーメイドで行うには、コーチングだけ学んでいては通用しません。実際にはカウンセリング力が必要で
す。
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